おせちの具材は縁起のいい食べ物ばかり!
こんにちは、港区大門・浜松町にある「ギフトショップMINATO」のスタッフです!
新年が始まりましたね!
日本のお正月には一年を縁起よく過ごせるようにと願って食べられてきた、
おせち料理があります。
今回はおせちにこめられた願いや由来についてご紹介します。
おせち料理はいつから食べられるようになったの?
お正月は本来、神様を迎えるための行事で、おもてなしの料理がおせち料理です。
おせち料理の始まりは1000年以上前の平安時代と言われています。
今のように重箱に料理を詰めるようになったのは、江戸時代後期から明治時代あたりだそうです。
縁起物である具材を重箱に詰めることで、「幸せを重ねる」という意味を込めています。
保存の面でも、フタを閉められるので保存がしやすく具材が長持ちします!
おせちの具材の種類
おせち料理は地域によって中に入れる具材が異なりますが、一般的には20〜30種類もの具材を入れると言われています。
また、「祝い肴三種」といって「田作り、黒豆、数の子」の3つと餅があれば、お正月を迎えることができるとされているところもあります。
文化の違いや土地によっておせち料理の地域性があって面白いですね。
重箱の一段から三段によく入っているものを3つずつピックアップして具材の意味や想いをご紹介します。
一の重に入っている具材
一番上の重箱には、前菜となる料理が入れられることが多いです。
・紅白かまぼこ
形が日の出に似ているので、新年に相応しいとされています。
・栗きんとん
栗きんとんは子供にとても人気ですね。
「きんとん」を漢字にすると「金団」になることから、金銀財宝を連想させる縁起ものです。
・伊達巻
巻物に似ていることから、学問成就や文化の繁栄という想いがあります。
二の重にはいっている具材
二段目の重箱には「焼き物」と言われるメインの料理や、酢の物を入れます。
・海老
姿が丸く曲がっていることから、腰が曲がるまで長生きできますように。
また、身が赤く美しいことから、縁起物や魔除けの意味を持ちます。
・ブリ
出世魚ですので、立身出世を願っています。
・数の子
数多くの卵が付いていることから、子孫繫栄や子宝に恵まれますようにという意味があります。
三の重にはいっている具材
三段目には煮物を詰めます。
・里芋
種芋を植えると子芋が多くつくことから、子宝に恵まれますようにという意味があります。
・くわい
大きな芽が出ていることから、立身出世を願います。
・こんにゃく
結び目があることから、良縁や円満な家庭を築けますように。
また、手綱を締めるように心を引き締め、戦いに備えます。
おせちは漢字で「御節」と書きます。年の節目に一年間の収穫を祈り、神様にお供えするものとしての意味が込められています。
おせち料理を食べながら、神様に一年の健康や繁栄を祈る行事でもあるんですね。
昨年もお世話になりました!おせちを食べて縁起のいい一年をお過ごしください!
今回は、お正月ならではのおせちについてご紹介しました。
おせちは縁起物の食材をたくさん使った料理です。
縁起のいい幸せな一年をお過ごし下さい。
そして、昨年は「MINATO」にご来店くださり、ありがとうございました。
2022年はリニューアルした新たなお店で、もっと喜んでいただける接客や、商品を取り揃えていきます!
今年もよろしくお願いします!
[営業時間]
月~金
11:00~19:00
[定休日]
土曜日・日曜日・祝日
【お知らせ】2021年12月29日(水)〜2022年1月23日(日)まで、内装リフォームのため休業致します。
[アクセス]
大門駅 徒歩3分
浜松町駅 徒歩6分
【MINATO 公式HP】