大豆や恵方巻にはこんな魅力があった!その由来と栄養について
こんにちは、港区大門・浜松町にある「ギフトショップMINATO」のスタッフです!
2月3日は節分ですね!
節分は、魔除けをして1年間健やかに過ごすという意味から作られた行事です。
今回はそんな節分でよく食べられる、恵方巻や大豆について調べてみました。
節分は2月3日だけじゃない!?
節分とは、もともとは「立春・立夏・立秋・立冬の前日」の事で、季節の区切りの日を指します。その中でも、立春の前日の節分は1年の区切りとなる特別な日でしたので、立春の前日に行事を行うようになりました。
立春の前日ということで、2021年は2月2日が節分であったりと、変動する事があります。
昔から季節の区切りには邪気が入りやすいと言われていたため、豆をまく事や柊鰯(ひいらぎいわし)を飾る事によって邪気を追い払い、1年の無病息災を願う行事とされています。
今年の恵方は北北西!恵方巻の食べ方とその由来
恵方とはその年の福徳を司る年神様がいる方角で、その方角に向かって事を行えば「何事も吉」とされてきました。
そのため、その方角に向かって巻き寿司を食べ、1年の福を願うという意味から、恵方巻が始まりました。
恵方というのは主に「東北東」「西南西」「南南東」「北北西」の4種類で、2022年の恵方は「北北西」です。
恵方巻に使われる具材と想い
恵方巻の定番の具材は、かんぴょう、しいたけ煮、ウナギ(もしくはアナゴ)、伊達巻(もしくはだし巻き玉子、厚焼き玉子)、桜でんぶ、海老、きゅうりの7種類です。
これは縁起の良い七福神に由来していると言われています。
ウナギは長い生き物なので、「健康や幸せが長く続く」ように、伊達巻は黄色い物を内巻きにしているので、「金運をうちに呼び込む」。
海老は、背中が丸まった姿が長寿の老人をイメージさせるので、「長寿延命を願う」意味合いがあります。
食材ひとつひとつにも想いが込められているんですね。
恵方巻の食べ方
恵方巻には独特の食べ方があります!、
切り分けると「縁が切れる」という意味から、切り分けずに一本まるごと食べます。
その年の恵方、今年は北北西を向いて、喋らずに一気に食べましょう。
喋らずに食べる事で、福をとどめて、取り入れる事ができると言われています。
豆まきの豆に大豆を使うわけ
節分といえば豆まきですが、なぜ豆をまくようになったのでしょうか。
昔話で、鬼の目に大豆を投げつけて鬼を追い払った事から「魔(ま)の目(め)」という意味と「魔を滅する」という意味から、豆が使われるようになりました。
炒った大豆が縁起が良い
鬼に豆を投げつけて追い払う豆は炒った大豆が良いとされています。
「豆を炒る」=「魔目を射る」という意味があるそうですよ
また、生の豆だと拾い忘れて芽が出ると縁起が悪いとされたためです。
豆まきのやり方
鬼は夜にやってくるため、豆まきは夜に行います。
豆をまくときは、奥の部屋からまいていきます。窓を開けて部屋の奥にいる鬼を追い出すように、豆をまき、豆をまいた後、すぐに窓を閉めるのを忘れずに!
その後、自分の年齢に1を足した数の豆を食べましょう。
これには「来年も健康で幸せに過ごせますように」という意味が込められています。
大豆はこんなに栄養価が高い
よく「畑の肉」と呼ばれるほど栄養価が高い大豆。実際の栄養価については、どのようなものがあるのでしょうか。
厚生労働省では大豆の栄養について下記のとおり記載されています。
”大豆には、主要な成分としてたんぱく質、炭水化物、脂質のほか、ミネラル、ビタミン、カルシウムなどが含まれています。また、微量成分として、サポニン、レシチン、大豆イソフラボンなどが含まれています。”
”大豆イソフラボンは通常は糖が結合した構造をしていますが、糖がはずれた構造のものを大豆イソフラボンアグリコンといいます。
大豆イソフラボンアグリコンは、分子構造がヒトのエストロゲン(女性ホルモン)に似ているため、エストロゲンに似た作用を生じることが知られています。 エストロゲンは、第二次性徴の発現や月経周期の調節などの重要な働きを担っています。”
(引用:大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A )
たんぱく質などがバランス良く摂取できるだけでなく、女性ホルモンに似た成分も取ることができるんですね。
節分には大豆や恵方巻を食べて福を呼び込もう
今回は節分に関する食べ物について紹介しました。
今年の節分はお家で過ごす方も多いのではないでしょうか。お家で恵方巻と大豆を食べて、お家に良い縁起を呼ぶ1年にしましょう。
MINATOでも豆まきを行い、今年の福を呼び込みます!
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